2015年12月26日土曜日

今年も大詰め

いよいよ2015年も残す所1週間を切った。

・2015年、自分の仕事のざっと92%は、シンガーの方との
仕事であった。ちょっと数えてみたのだが、今年、共演した歌の方、
少なくとも80人はいた。本当に、自分は歌の方に食べさせて
いただいている感じである。忙しさ、という点で、今年は、
実に忙しい年であった。 仕事が来る、という事は本当に
有り難い事だと思ってます。

・旅の機会も多かった。
米国国内もとより、カナダ、アフリカ、ヨーロッパに、
そうそう、長谷川朗君の結婚パーティーで大阪にも行けた年であった。
 
 ・逆に、自分の音楽をやる事がなかった一年であった。
そもそも最近、自分の音楽とは何か、わからなくなっている。
普段の仕事で様々な音楽に触れて、自分の音楽世界が広がっているのは
確かで、そういう所から、いつか自分が欲する音がみつかれば
いいとは思っているのですが。

・ 幼稚園に通い出して3ヶ月で、娘が、意味不明ながら、英語で
独り言を言うようになってきて、驚かされる。
自分が4歳の時に、レディセットゴー!なんて言った記憶はない。
娘はすでに自分を超えていると思う瞬間だ。

・先日、とあるクリスマスパーティーで演奏の仕事があった。
アパートでの自宅パーティー、2時間だけの演奏という事だけ
知らされていた。場所は、マンハッタンのロウアーウェストエリア。
指定された住所は、オフィスビルであった。
ドアのブザーを押すと、ガードマンが現れ、中に導かれる。
廊下の先の扉をあけると、キッチン付きの部屋。
用意されてあるはずのピアノがなかった。
こぎれいな若い白人男性が多く集まっていた。
一瞬、間違った場所に来たのかと思った。
『あの、パーティーでの演奏で来たのですが。』
『あー、2階に行って。』
と部屋の奥にあった階段を指差された。
その階段、一直線におそらくビルの最上階へ、続いているかのように見えた。
2階にいくと、カワイの小型のグランドピアノがあった。
この仕事をくれたとある女性歌手もいて、
ひとまず安心。

だんだん、パーティー参加者が増えてくる。
皆、20代後半から30代の白人男性。
驚いたのが、女性ゲストの美貌だ。
あらゆる人種がいたが、皆、一様に、モデルのようであった。
男30人、女40人くらいの人数比率であった。

この仕事をくれたとある女性歌手によれば、
パーティー主催者は、超お金持ちらしく、
このビル全体を所有しているとの事。
隣のビルには、Jay Z&ビヨンセが住んでいるとの事。
パーティー参加者の男性達も皆、お金持ちだという。

私は、てっきりこの美しい女性達は、雇われて来ているのかと
思ったのだが、女性歌手にいわせると、皆、
男性陣のガールフレンドだという。

富が美人を惹き付けるのか。
美人が富を惹き付けるのか。

ジャズミュージシャンは、こういうシーンにたまに
紛れ込む事ができて、有り難い経験をできる
有り難い職業だと思う。帰りは、2階の部屋にあった
エレベーターでこの”アパート”から退出した。