先日、とある方にごちそうになった。
ミッドタウンにある、Le Bernardin。
フレンチ魚料理屋である。
近所のチゲ豆腐屋に、
T−シャツG−パンで行くのとはわけが違くて、
スーツにネクタイで赴き、
ワイン片手に、オイスターやエイをいただいた。
お店の高級感あふれる雰囲気に圧倒され緊張しつつも、
料理は、確かに、おいしかった。
レストラン批評の『NYC ZAGAT 2010』によれば、
ここのお店は、トップフードランキングの 1位。
ZAGATで1位だからおいしいのか、
おいしいから1位に選ばれているのかよくわからないが、
NY生活12年目にして、私は、NYの最高の味を
知ってしまったのだ。
本来、こういう高級店は、
自分のお金で開拓していくことこそに価値があるのかもしれないが、
今となっては、ごちそうになるか、自分で支払うかという過程よりも、
この味を経験したという結果を重視したい。
サッカー岡田ジャパンも、テストマッチの過程よりも
本番のワールドカップで2勝した結果が
評価されたのだ。
ぶっちゃけ、腹が減っているときは、何を食べても、
ZAGATの採点を満点としてしまうであろう、
自分の胃袋に、一抹の不安を感じるのだが、
今後、私の舌は、NYの他のレストランを上から目線で
味わうことになる。
はろはろ、しげぞうでございます。
返信削除フードのフォト、ほしいね。
それは秘密です。
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