2012年9月7日(金)から9日(日)に渡って、
Washington DCで、 Celebration of Scienceという、
お医者さんや医療研究者の会合があり、
そのうちの8日(土)にKennedy Centerで行われた
ショーイベントにGenes&Jazzのバンドの一員として参加した。
Genes & Jazzというのは、
トランペットのJacob Varmusと
彼の父親のHarrold Varmusによるコラボレーションで、
因みに、Harroldは、癌研究でノーベル賞を受賞されている方。
Harroldが、人間の遺伝子や癌の起きる仕組み等を解説する
一時間強にわたる講義をして、 その時に用いるコンピューター
グラフィクスに、Jacobが音楽をつけて生演奏するといった
プロジェクトである。
これまで、スミソニアン博物館やボストン科学博物館で
演奏したことがあるのだが、今回は、その講義のごく
一部を紹介する形での出演となった。実際の演奏時間は
8分少々だったように思う。
さて、このイベントに出演された方々、
実にそうそうたるメンバーで、実際に一日にして
これだけの方々とステージを共にしたことは、
これまでの人生で初めてだったように思う。
記録として、ここに私が知っていて実際に至近距離で
お会いしたというか、少しばかりお話もできた方のお名前を
列挙する。
Whoopi Goldberg ---------気さくで普通にいい方だった。
私の両親も知っているのではないだろうか。おとうさまおかあさま、
あなたの息子はウーピーと同じ州に住んでいる事をこの日に知りましたよ!
Joe Torre---------------レッドソックスファンだが、今年はイチロー加入後、
ヤンキースを応援してます、と伝えた。そうか、と答えてくれた。
それしか答えようがないわけだが。
Babyface------------拙著『ひとりで楽しく弾ける エクセレントソロピアノ』で
アレンジしたChange The Worldの作者。
(というか大プロデューサーであり、素晴らしい歌手であるのは言うまでもない。
自分の本を宣伝しているさもしい私。)
この日、この曲を熱唱してくれた。3歳くらいの娘さんを連れていらしていて、彼が演奏中、控え室のモニターを見て、『He is my Dad!!』と周囲の人に叫んでいたのが私の胸を打った。
Nancy Pelosi--------知っていた政治家。
John O'Hurley------"Seinfield"に出ていたなぁ。
Melissa Manchester------恥ずかしながら知らなかったけど、
我々の演奏後、よかった、と声をかけてくださった。
Stevie Nicks------------全然知らなかったけどショーのトリを努めたくらい偉い方なのね。
カメラを持っていたのに関わらず、
全く、彼らと写真を撮る事ができなかった。
Whoopiにいたっては、Genes &Jazzのバンド控え室まで
赴いて挨拶にきてくださったのにも関わらず、
写真を撮ってもいいですか?
と尋ねるのをためらってしまった私。
日本から来ている一介のピアニスト、何も失うものは
ないはずなのに、何故か、同じショーの出演者として、
あまりプロ的な態度ではないかもという変なプライドが
自分を邪魔をしてしまった。
帰りにバンドメンバーとこの話題になって、
皆、『実は、Whoopiと写真を撮りたかったんだよなぁ。』と
口を揃えていたので、アメリカ人でも同じように
思っていたのかと思い、少々安堵した。
一生にあるかないかの機会だったかもしれず、
撮らなかったのを後悔する気持ちもある反面、
撮らなくてよかったのだと思っている自分もいる。
でもやっぱり撮っておけばよかったかな。
いやいや、いいんだ。武士の気概だ。
ブログの内容とな関係ないことでスミマセン。
返信削除NHKセッション2012は明日ですね
そうでした。すっかり告知を忘れておりました。
返信削除再放送が、9月21日の夜10時からです。
NHK FM セッション2012小林陽一Good Fellowsバンドです。
訂正です。再放送は、
返信削除9月21日の午前10時からです!!
すみません。