3月12日、ルフトハンザ航空で
夜7時10分発フランクフルト経由
ラゴス行きの旅程であった。
ところが、フランクフルトが大雪で空港閉鎖のため、
フライトがキャンセルということを出発数時間前に
知らされる。
すでにナイジェリアにいるSOMIの
指示を待つ。
翌日昼頃に、デルタ便夕方6時15分発のアトランタ経由ラゴス行きか
ルフトハンザ便7時10分のフランクフルト経由のどちらかになるとメールが来る。
3時30分過ぎには家を出ないといけない。
ところが、まだ連絡がこない。
私はいまだにスマートフォンを持たない人であったので、
外出をするとメールを確認できなくなる。
妻に自分のメールをチェックしてもらうようにお願いして、
タクシーに乗る。
車にのって10分くらいたったころに、
妻より電話がきて、旅程が来た事、
デルタ便に決まった事を告げられる。
とほぼ同時に、SOMIから電話が来る。
『デルタがネット上で私のクレジットカードを
うけつけてくれないの。お金はすぐ送金するから、
Toru, 代わりにチケットの支払いをしてくれないかしら。』
やむを得ない。引き受けた。
空港に4時30分に到着し、
登場カウンターで、
この便に乗るバンドメンバー3人分のチケットを購入する。
恥ずかしながら、最初に提示した自分のクレジットカードが
クレジットリミット額を振り切ってしまい、
購入できなかった。
もう一枚のクレジットカードを使い、2枚に分けて
チャージしてもらい、ようやくチケットを発給してもらった。
ぎりぎりに飛行機に乗り込むものの、
私は、この段階で、相当精神をすり減ってしまった。
寝ようと思ったが、なかなか寝れない。
結局、 機内の映画を見ることにする。
日本語吹き替え版があって、そちらで見た。
よくわかって嬉しかった。
”Argo"
イランからカナダ大使館に隠れた、
アメリカ大使館職員を無事にアメリカに
連れ戻す任務を与えられたCIA隊員の活躍を描いた実話らしいのだが、
これを見て、自分のストレスなんていうものは、
彼のストレスに比べたら、全然たいした事ないと思え、
大分、落ち着いた。
"Life of Pi"
太平洋上をトラと漂流した少年の話。
私のこの度の体験等、完全にふっとぶ程凄い
話であった。それにしても凄い映画であった。
”Silver Lining Playbook"
前半はかなりよかったのだが、
後半、『Shall We ダンス』みたいな感じになって
ちょっとしらけたところもあったが、
最後は、しっかり泣いてしまった私。
この頃には、全く、私のストレスはどこかに
消えてしまっていた。
"Lincoln"も見てしまおうかとも思ったが、
寝てしまい、起きたらラゴスに着陸していた。
帰りの飛行機で見よう。
こうして今回のラゴスツアー開始。
気温32度。ビールが上手い。
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