神戸元町通り
自分が、音楽家としてキャリアを積んで行った過程で、
恩人が、何人かいるのだが、その一人が、
ヨーピンさんこと、大阪に住むトランペッター田中洋一さんである。
彼は、バークリー音楽院留学時代のほぼ同期。
彼は、当時、Darren Barrettに師事していた。
彼の卒業演奏コンサートで、ピアノ演奏を頼まれて、
リハーサルが数回あった際、Darrenが、
毎回コーチに来ていた。
当時、Darrenは、ボストンの虎の穴的ジャズクラブ
Wally's Cafeの週末のハウスバンドを勤めていた。
その後、Darrenは、僕をWally'sのgigに誘ってくれた。
そのバンドのドラムが、John Lamkinであった。
その後、Johnが、Kenny Garrettに僕を引き合わせてくれた。
というわけで、ヨーピンさんなしに、僕のキャリアは、
なかったと言っても過言ではないのだ。
今回、久しぶりに、(10年近くぶり??)彼に
会う機会があった。
このきっかけを作ってくれたのが、またもう一人、
自分のかけがえのない友人の一人、(僕より10歳以上も若い
可能性があるのだが)、つい最近まで、NYで活動して、
最近、故郷、神戸に戻った、トランペットの広瀬未来君だ。
神戸の美味しい所に連れて行きたいという広瀬君から申し出があり、
ちょうど、ヨーピンさんも、都合があい、
さらに、バークリー時代の同期で、現在大阪に住む、
トランペットの梅ちゃん先輩も来るということで、
(梅ちゃん先輩とお会いするのは、バークリー時代ぶりということで、
17年ぶりか?)
長谷川朗君とともに、2月17日、神戸の元町にて昼食会があった。
けっこういい年になってきた同世代のおっさん達と、
(広瀬君はまだだいぶ若いのだが、)
昼から飯を食べる事のなんと楽しかったことか。
思いで話に花がさいた。
ヨーピンさんは、大阪をベースに着実に演奏活動を続けられ、
娘さんももう小学校高学年だそうだ。
バークリー時代から、板東英二や、ビートたけしのモノマネが上手かったが、
今回も相変わらずというか、『ほんぱに!(板東英二)』笑わせてもらった。
告白すると、実は、梅ちゃん先輩の
本名を私は知らない。
当時から、皆が、彼の事を梅ちゃん先輩と呼んでいたから
それに従っていた次第。(実際に、梅ちゃん先輩は、
ヨーピンさんの日本での高校か大学の吹奏楽部の先輩という事だけ確か。)
現在は、クラブ系のバンドで、演奏しているらしく、
私生活も、割と、ワイルドな感じを漂わせていて、
帰り道、広瀬君や朗君達と、
『梅ちゃん先輩は、やっぱり、先輩だ。』
ということで、意見の一致を見た。
結局、今回も、梅ちゃん先輩の本名を聞かずじまいであった。
(左上から)、梅ちゃん先輩、ヨーピンさん、(左下から)広瀬未来君、ロウ君
@萬屋宗兵衛(神戸)
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