インドネシア、ジャカルタのJAVA Jazz Festivalに行った。
NYCからJakartaはなかなか遠い。
今回、台湾のEVA航空で、16時間かけて台北。
台北からジャカルタまでおよそ5時間。
待ち合わせ時間も含めたら24、5時間の旅。
JFK空港発は、3月1日の午前0時30分。
驚く事に、Michelle Walkerバンドは、
2月29日の夜7時から9時まで、Zinc Barで
ライヴがあったのだ。
以前、Somiバンドでナイジェリアで演奏した際、
演奏後すぐにタクシーにのって、ラゴスの空港へ
駆けつけてNYCに帰った事があったが、それ以来の
演奏したままの服で飛行機に乗る体験をした。
(今回、家からのタクシー代をけちって、
スーツケースをひきづりながらバスと地下鉄で
Zinc Barに向かったのだが、
最寄り駅のWest 4th Stationの地上へ昇る
エレベーター内。シンバルケースを運ぶ方がいた。
見覚えがある方だった。エレベーターが昇る間に
思い出した。 Steve Littleさんだった。
ご存知の方も多いと思うが、エリントンの
『and his mother called him Bill』で叩いている
ドラマーだ。
現在81歳。いまだに現役で、 カートにシンバルケースを
のせて演奏活動をしている。
2年前程、結婚式のパーティーの仕事で2回ほど
共演させてもらった事があって、それ以来、
ばったり出会ったのだ。
エレベーターを出た後に、
『Steve Littleさん!!』
全く僕の事を覚えていなかたようで、最初、
怪訝な顔をしていたが、2年前共演した事を伝えると、
あー、君の電話番号は、僕の携帯に登録してあるよ。
うんうん、そうだ、そうだ。
もう81歳だから、最近の記憶というものがあまりなくてさぁ、
みたいな感じ、ひょうひょうとされている。
スーツケース持って、どこ行くんだ、と聞かれ、
Zinc Barでライヴ後、ジャカルタまで行くんですと答えると、
活躍してて、いいね!楽しんできてよ!
みたいな感じでニコニコとお話され、
私は、なんだかとても幸せな気持ちにさせられたのだ。
Steve Littleさんのような81歳になりたいと強く思った瞬間だ。)
Zinc Barに、スーツケースを持ったバンドメンバーが集結。
9時より若干早めにライヴ終了、
呼んであったタクシーに、荷物を入れ込み、
夜のNYCを疾走。
10時30分には空港に到着、チェックインを
済ませて、無事搭乗。
搭乗前@JFK空港 |
私は、アジア圏へ行くのは初めての事。
(一度、日本からアメリカに行くのに、
韓国のインチョン空港で一晩泊まった事があるが、
あまり韓国へ行ったという気がしていない。)
少なからず興奮していたことは否めない。
寝ようと思っていたのに、ほとんど寝れないまま
台北に到着。
そういえば、EVA航空だが、食事がとてもおいしかった。
特に、台北到着前に出た朝食メニューに、お粥があって、
これがまた美味。日本に帰る時によく使う、デルタ航空の
それとのレベルの差に愕然とさせられる。
唯一、フライトアテンダントが、100パーセント、
私に話しかけてくる言葉が、中国語だった事が、
少し気になった。
私は、なんとなく、この人は、日本人かしら、
韓国人かしら、それとも中国人かしらと
区別がつくのだが、(それでも外れる事も多いが)
彼女達は、私を見て、少なからず、この人は、
もしかしたら台湾人ではないのでは、とか疑わなかったのかなと
思ったのだが、そういうことは、どうやら全くなかったようで、
毎回、中国語で食事メニューを聞かれ、その度に
英語で返し、そこでようやく、英語で会話が始まるという
プロセスがあった。
私は、問題なく台湾にとけこめそうな確信を得た。
Hello Kitty! @台北空港 |
それぞれの搭乗ゲートに、音楽やら歴史やら科学等のテーマがあって、
それにちなんだ展示物が待ち合いスペースに並んでいた。
ジャカルタからNY行きのゲートは、キティがテーマであった。
なんと可愛いではないか。
お土産店では、お茶の無料提供場があって、
そこのおかみさんが、丁寧にジャスミンティーを入れてくださったりして
私は、台湾の好感度ものすごく高いです。
台北空港で食べたもの |
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