2016年4月10日日曜日

3月28日から4月8日にかけての音楽活動記録。

 3月28日(月)
NYのIridiumにて、
フィラデルフィア在住のLaurin Taleseという歌手の
CD発売記念ライヴに急遽参加。
Bilalのバックコーラス等をしていたらしいが、
彼女、実に素晴らしかった。
艶のある声、ゴスペル、ジャズ、ポップス、R&Bの
おいしい所がすべて融合された感じの歌唱力。
演奏中、鳥肌がたちまくりであった。
また演奏する機会があったら嬉しい。
彼女の、『Gorgeous Chaos』というデビューCD、
実にいいです。
Laurin Talese @ Iridium

Laurin Taleseさんと。

3月29日(火)&30日(水)

かつてNew York City Operaを指揮していた山田敦さんが、
新たに率いるPhilharmonia Orchestra Of New York(PONY)の
今季のオープニングコンサートが、リンカーンセンター、ローズホールで
2日にわたって行われ、演奏前の時間に、会場のロビーで
ソロピアノを弾く機会をいただいた。
そして2日とも、その後、オーケストラのコンサートを聞かせていただき、
非常に音楽的に恵まれた時間を過ごした。
日本から東北の高校生のコーラス団やアメリカの高校のコーラス団230人による
マーラーの交響曲第2番『復活』は圧巻であった。

PONY Season Opening Concert @ Rose Theater


 4月1日(金)&2日(土)

Birdlandで、2晩にわたって、Alicia Olatujaのライヴに参加。
メンバーが、David Rothental (guitar), Rasul A-Salaam(Additional Voice)に
1日は、Ulysees Owens Jr & Eric Wheeler
2日は、Otis Brown & Ben Williamsという今時感あふれるメンバー。
こんな楽しい事があっていいのかと思える2日間であった。
Aliciaさんは、かつてSomiのバックコーラスをやっていて知って長いのだが、
今や、ロニースミスやビリーチャイルズのバンドでも歌ったり、
すっかり売れっ子なシンガーになった。 凄いです。

4/1

4/2

Alicia Olatuja

4月4日(月)&5日(火)

Somiさんに連れられ、San Franciscoに。とある文化支援の会合で演奏。
今年は、彼女も、新しいCD録音の予定。

LIberty, Somi & Me
4月7日(木)

TokuがNYに来ていて、Fat Catで演奏した。
ベースが、ノリナラオカ君で、ドラムが、Clarence Pennだった。
ここ最近、歌の人の仕事が多く、久しく、ストリートファイトみたいな
その場で曲を決めて本能のままセッションする事をしていなかった私、
久しぶりに毛穴が開く体験をした。Clarenceとは初めての演奏だった。
実に素晴らしすぎた。
始まった途端、全く油断ができない感覚、
どこにも隙がないビート、気を抜くとすぐに振り落とされてしまう感じ。
4拍子なのに、どこが1だかわからなくなる感じ。
ドラムとソロまわし等やるものなら、わからなくなって
もう戻れなくなる感じ。
あージャズってこうだったよなぁ、みたいな、
もっと練習しないとだめだなぁ、というおおいに反省するも、
でもめちゃくちゃ楽しい時間であった。
こんな機会をつくってくれたTokuに感謝。


4月8日(木)

The Grainという韓国系レストラン/バーで、Emily Bradenという歌手と演奏。
彼女も実に素晴らしいのだが、何とこの日、
たまたまなのだろうが、
OutKastのAndre 3000が食事に来ていて、
我々の演奏をけっこう最初から最後まで聞いたり、踊ったりしていたのだ。
あげくに、彼に同伴していたマネージャーらしき人が、
我々のコンタクト情報を求めてきて、
これは、OutKastの次のCDに参加することになるのでは、と
バンドメンバーで盛り上がっていた。

以上、近況でございました。

Somi @The Apollo Theater March 19. 2022

 3月19日(土)にSomiのアルバムリリースショーが the Apollo Theaterで行われました。 なにしろ、スペシャルゲストに憧れの ダイアンリーヴスが歌うと前々から知らされていて、 この日の演奏に備えて、とにかくCovidにはかからないようにとか、 ロシアから核爆弾...