2012年7月30日月曜日

小林陽一ツアーその2

この3日間の動きは、なかなか激しいものがあり、
後世のために一応ここに記しておく。

7/26
岩手一関から7時間かけて車で東京の武蔵野スイングホールで演奏。
その後羽田空港近くのホテルに宿泊。

7/27
早朝に羽田空港からモンタレージャズin能登 へ。

7/28
能登から金沢。
金沢から越後湯沢。
越後湯沢から高崎。
高崎から軽井沢へと
4本の電車を乗り継ぎ軽井沢ジャズフェスへ。
演奏後、東京に戻る。


高道君のお葬式でも多くのミュージシャンに出会えたのだが、
やっぱりジャズフェスで沢山のミュージシャンに会った方が
何百倍も楽しい。
いよいよ小林陽一バンドツアーもあと1週間!


 一関ベイシーにいた謎のダンサーと。
 モンタレージャズフェスティバルin能登、ステージからの風景。
ジャムセッションで森山良子さん綾戸智絵さんChikaさんと一瞬共演。


森山良子さんと小林陽一バンドの面々@能登




2012年7月25日水曜日

小林陽一ツアー その1

途中、ギターの井上智さんとのライヴを2本はさんで、
小林陽一さんの『Kizuna』ツアー中。
10本終了し、残り11本。
丁度折り返し地点に入りました。

演奏中にブレーカーの故障で真っ暗な中で演奏したり(埼玉寺島農園)、
このツアーに参加予定だった友人のベーシストが突然死んだり、
彼のお葬式に参加した後にNHKFMの公開録音に臨んだり、
那須塩原に朝9時集合で車でいくところ、
電車を乗り間違え、郡山に行ってしまい、
結局、単身で青森五所川原に電車旅をしたり、
その五所川原のどこかの河原で、
酔っぱらったEric Alexanderと金森もとい君と花火遊びをしたり、
秋田Cat Walkで演奏した時に、
埼玉川越に住む高校時代の同級生が偶然出張で秋田市に来ていて、
きりたんぽをつまみながら久々に飲んだり、
旅ならではの色々な思い出を作っています。

それにしても、小林陽一さんはタフだなぁと、
Vincent Herringも毎日安定して強力に演奏するなぁと、
Eric Alexanderは毎日酒飲んで毎日ジョギングしてマッチョだなぁと、
金森もとい君は、全然酒飲まないのに毎朝お腹こわしてるなぁと、
感服しております。

僕はなんだか幸せです。

大久保Boozy Museにて。井上智&植田典子
森下ホールにて。岡崎好朗,井上陽介&Vincent Herring。
秋田へ移動中。

2012年7月23日月曜日

高道晴久君

一昨日から今週末まで、
小林陽一さんのバンドで一緒に旅をする予定だった。
そもそも小林さんに僕の事を紹介してくれたのも彼だった。
綾小路きみまろの面白さを僕に紹介してくれたのも彼だった。
3年前、4年前に自分のトリオで一緒に日本を旅行演奏した。
2007年に長野の上田ジョイントでトリオで出演させていただいた時、
僕が英語でMCをして、彼が固い日本語同時通訳をするという
おふざけをやったこともある。
もっと昔だと、クレオパトラズニードルで年越しライブで
彼と、トリヤマタケさんと長谷川朗君で一緒に演奏した事もある。

そんな彼が突然逝ってしまった。
(トリヤマタケさんと同じ方法で逝ってしまったのが
何とも言葉に詰まる。)

普段外国生活している僕が、日本で、
彼のお葬式に参加できたのは、
ある意味幸運だったかもしれない。

どんな人もいつか死ぬ。
いつ死ぬかの問題だけだ。
彼は割と人より早く逝ってしまっただけだ。

それはわかっているつもりだが、
こうしてまた友を失う体験は、
自分を容易く納得させられるだけの
根拠に乏しい。

あまりに突然だっただけに
なんだか彼が本当にこの世からいなくなったのか
どうも現実感がない。
棺の中にいた、少し膨張してしまった彼の顔に触れ、
その、ひんやりした感触を自分の手に
覚え込ませたものの、
いまだに、何かの悪い冗談のように思う。

 せめて、今週末まで一緒に東北ツアーしてから
逝ってもよかったんじゃないかなぁと
僕は、ぽかんとした感じで、駄々っ子のように
ないものねだりしてしまう。


こんな写真もあった。。。
上田ジョイント出演の際、彼は集合時間に大幅に遅刻してきて、
僕に土下座する写真を上田城をバックに
撮影したのだ。(手前がハル君、奥が中村雄二郎君。)

ちくしょう、寂しいぜ。

2012年7月13日金曜日

JAfro Tour 終了!

小川慶太君に変わって、JAfroツアー最後の3日間、
ドラムを演奏してくれた石若駿君(写真右)。
来月20歳になる、現役の芸大生。
見事に音楽を創ってくれた。
もの凄い才能が現れたものだと思った。
これは事件なんじゃないかとも思った。
出会えて嬉しかった。
最終日の新宿Pit Inn。
Tokuも飛び入りしてくれて千秋楽。
応援ありがとうございました!!!!
今日から小林陽一さんバンドツアーです。



こちらはPit Innのツイートリンクです。
スライドショー

2012年7月10日火曜日

Week 1 終了



4年ぶりの新作『JAfro』の発売記念ツアーとして
東京Alfie-Naru-名古屋Lovely-三重Kenny-京都Naadam-大阪Mr.Kelly'sと演奏。


昨年、このトリオで日本ツアーした際、
新潟から名古屋の移動中に3/11を体験。
その余波のショックのままアメリカに旅立った。
今回、帰ってくる際、いったい日本はどんな案配なのか
不安があった。
ツアー第一週で訪れた場所は、直接的な被害は
少なかった地域だったわけだが、
街並、人の様子を見て、表面的には、
何も変わっていない様子で
ほっとしたというのが正直な感想だ。


ただし、昨年、東京でのライヴにいらしていた知り合いの方が、
今年、大阪のライヴにいらしてくださり、聞いてみると、
放射能の影響も考えて、実家の大阪に戻ってきたと言われ、
個人レベルでは、様々な変化を3/11は及ぼしているのだろう。


当たり前に享受できていた楽しいことというのが、
ひとたび災害や事故(4月の右膝骨折)などで、
実は、当たり前ではなかったことを
知る体験を私はしたと思っているのですが、
今回、こうして好きな音楽を好きなメンバーと好きに演奏できていること、
本当にありがたく思っております。


Week 2の百々徹トリオの東京公演
(吉祥寺Sometime, 青山Body&Soul,新宿Pit Inn )は、
ドラムが小川慶太君に代わり、石若駿君が演奏します。
(小川君は、南米のコロンビアでのオペラプロジェクトで
演奏するために旅立ちました。)


写真は、ラジオNikkei の「テイスト•オブ•ジャズ」のインタビュー時の様子。
こちらのブログもお楽しみください。
http://www.radionikkei.jp/music/jazz_program/
http://ameblo.jp/yamamoto-kaoru/entry-11296380226.html

2012年7月5日木曜日

『JAfro』発売開始!!!

4年ぶりの新作『JAfro 』が7月5日より発売開始です。
応援宜しくお願いいたします!!


2012年7月4日水曜日

日本ツアー2012始まる。

というわけで、7月3日より、日本ツアー、スタートいたしました。
応援宜しくお願いいたします。
スケジュールはこちらです。
http://torudodo.blogspot.jp/2012/05/july-schedule.html

写真は、6月30日に行われた、
SOMIバンドのCelebrate Brooklynのコンサートの模様。

Somi @The Apollo Theater March 19. 2022

 3月19日(土)にSomiのアルバムリリースショーが the Apollo Theaterで行われました。 なにしろ、スペシャルゲストに憧れの ダイアンリーヴスが歌うと前々から知らされていて、 この日の演奏に備えて、とにかくCovidにはかからないようにとか、 ロシアから核爆弾...