2011年1月25日火曜日

SOMI@Champaign, Illinois

昼間は、地元の小学校や病院やラジオ局で演奏、
夜はKrannert Centerで3夜演奏、
さらに演奏後はSOMIの家族、親戚から歓待をうけるといった
気温零下10°のIllinois州Champaignでの5日間であった。


バンド集合写真。(上段左からKeith Witty, Somi, David Gilmore,
下段、Steve Belvilus,百々徹)


地元紙Nws-Gazett 1月20日版。Bottenfield 小学校でのミニコンサートの写真。




『Ingele』1月22日のKrannert Centerでの演奏




1月21日の地元のラジオ局出演の風景。

Live and Local: Somi from Illinois Public Media on Vimeo.

2011年1月20日木曜日

Aaronに8日で3回。



今月というか、この8日の間に、
どういうわけかピアノのAaron Goldbergに
3回も出会った。
(この数年、全く会ってなかったのに。
いや待てよ、去年の夏頃、ちょっと会ったなぁ、
まぁいいか、細かい事は。)


自分がサイドマンとして演奏した場所の対バンで
彼が演奏していたのが2回に、
もう一回は、自分がやはりサイドマンで演奏していた所に
彼が単純に遊びに来ていた。


『僕はあなたのストーカーなんだ。』
とお互い言いはって笑ったのだが、
8日で3回Aaron Goldbergに会うということは、
私の2011年を占うに,
吉なのか凶なのか誰か教えてほしい。


しかも3回目に会った日、この時の対バンは
Eric Lewis Trioで、
(最近彼は、自分の事をELEW、イールー、と
名乗っている。)
自分の目の前でAaron と Ericが挨拶していた。


ボストン時代のアイドル、Aaronと、
ニューヨークに住み始めの頃に衝撃を受けたアイドルEricが、
自分の目の前でハグしている事に、
なんだか嬉しくなるような、
なんでそんな事に嬉しくなるのかよくわからなかったが、
こんな事もあるものだと思った。


ということで、今、SOMIのツアーで、
イリノイ州のChampaignという街にいる私。
この街は、SOMIの育った街で、今回の仕事は、
いわば彼女の凱旋公演のような趣。
木曜日から3日間のコンサートはすべて売り切れだとか。
今日(水曜日)は、彼女の通った小学校での30分ばかりのミニコンサート(写真上)。
その後、彼女の通った大学キャンパスを案内してもらったり
さながら、SOMIの生い立ちを覗かせていただく旅になっている。





下はおまけで、最近、SOMIさんから送られてきた写真。
先月のダカールツアーで浮かれているベースのKeithと私。

2011年1月15日土曜日

Perfumeを初めて聞いた翌日に思ったことを少々。

日本人の中でかなりな少数派ではあると思うが、
外国語の歌を専門に歌いたい人がいる。


オペラを歌いたい。
シャンソンを歌いたい。
サルサを歌いたい。
ジャズを歌いたい。


イタリア語やらフランス語やら
スペイン語やら英語を勉強したりする。
もっと勉強したくなって、現地に住み始めたりもする。


そこまではいいと思うのだが、
日本人なのに、外国語の歌しか歌わないというのは
いかがなものか、と思うのだ。



だいたいプッチーニは彼の周りにいたイタリア語を母国語にする歌手に
歌ってもらうことを想定してオペラを書いたのだろうし、
コールポーターも彼の周りにいた英語を母国語にする歌手に
歌ってもらうことを想定してミュージカルを書いたのだと思う。
決して、学校の義務教育で英語を学ばされた日本人歌手に
歌ってもらうために書いたとは到底思えない。



その歌手が母国語の歌詞で歌う時が
一番、聞く人の心をつかむ、というのは基本だと思う。


歌唱力がある人が歌えば、何語で歌ってもいい、等というのは嘘だろう。
母国語で歌うからこそ、歌詞の言霊が、
母国人を感動させ、ついには国境を越えてその言語を理解しない人の
心まで揺さぶるのではなかろうか。
言葉というものは、その国の歴史文化が刻み込まれた暗号であろうし、
そう簡単に、外国人が、その国の言語を理解して歌に出来るものでもないと思うのだ。



サラヴォーンは、そのキャリアのほとんどを、
母国語である英語で歌っているからいいのだ。

サラヴォーンが日本語でしか歌わない歌手でいいはずがない。

ユッスーンドゥールは、母国語であるフランス語や
彼の出身民族の言語で歌うからいいのだ。

ユッスーが日本語でしか歌わない歌手だったらもはや滑稽ではないか。


こんな事を思ったのは、
昨日、知り合いの方から、
先月に放送された『NHK紅白歌合戦』の録画DVDを
ありがたくも借りて見る機会を頂いたからなのだ。


およそ10年ぶりにこの番組を見て、
日本語で歌い上げる、アンジェラアキに、
『トイレの神様』に、天童よしみに、徳永英明に
コブクロに、五木ひろしに、北島三郎に、氷川きよしに、
ストレートに心を揺すぶられてしまった。
(Perfumeも初めて聞いたが、ちょっと好きかも。)
日本人歌手による日本語で歌われた歌に感動する私、日本人。
それはそうだろうという、自明の理を再確認した感じであった。



ただ、日本人の中で、これも相当な少数派だと思うが、
日本人歌手が外国語で歌っているのを聞くのが好きだという方もいるので、
これで、外国語を専門に歌う日本人歌手も
食べていける余地はあるにしても、
かたや、母国語で歌う歌手の祭典が、
テレビで視聴率40パーセント以上も稼ぐ一方、
外国語を専門に歌う日本人歌手のライヴはどこか
小さいスペースに限られてしまうことが多いのは、
当然といえば当然の事象であると思ってしまうのだが。

2011年1月6日木曜日

2月、3月の予定最新版!!!!

<長谷川朗(Sax) Duo>

2/12(土)銀座:季立
2/13( 日)名古屋:Star Eyes
2/14(月) 京都:Le Club Jazz

<TOKU Birthday Tour with JAfro

2/15(火) 京都祇園:JTN
2/16(水) 大阪:Mr.Kelly’s
2/17(木) 福山:Tree Café Unplugged
2/18(金) 広島:Speak Low
2/19(土) 下関:Billie
2/20(日) 津山:ソシミエール津山4Fロイヤルの間

百々徹JAfro Tour>
百々徹(piano)、中村恭士(bass)、小川慶太(Percussion)

2/21(月)神戸:甲陽音楽院クリニック
2/22(火) 福岡:New Combo
2/23(水) 佐世保:いーぜる 
2/25(金) 久留米:Roulette
2/26(土) 別府:Base-1
2/28(月)国立:Sings
3/2(水) 浜松:Hermit Dolphin
3/3(木) 豊田:keyboard
3/4(金) 岐阜:After Dark
3/5(土) 京都精華町:Naadam
3/8(火) 吉祥寺:Sometime
3/9(水) 御茶ノ水:NARU
3/10(木) 新潟:Jazz Flash
3/12(土)名古屋:甲陽音楽院クリニック
3/12(土) 名古屋:Jazz inn Lovely
3/13(日) 新宿:PIT INN

<Teriver Cheung
(guitar)Tour
Teriver Cheung(guitar), 大村亘(drums),但野友香(bass)

3/15(火)柏:Nardis
3/16(水)桐生:Village
3/17(木)吉祥寺:Sometime
3/18(金)吉祥寺:Strings

<井上智(guitar)Duo>
3/19(土)成田市公津の杜:フォレスタ
3/20(日)六本木:Alfie
3/21(月)名古屋:Star Eyes



1月6日現在の情報です。12月24日発表のものに、
長谷川朗Duoが一日追加、さらに井上智Duoが3日加わりました。

さらに2月28日国立Singsは、中村恭士Trioとして演奏します。
こちらのスケジュール表もご参照ください。

http://torudodo.com/Japan%20Tour%202011.html


これですべてのスケジュールが決定したかと思われます。
応援宜しくお願いいたします。


2011年1月1日土曜日

2010年さようなら。

紅白歌合戦は白組が勝ったというニュース記事を読んでいる。
こちらはまだ朝の10時22分。
時差を感じるのはこういう時だ。


2010年が終わる。


今年は最後まで激しい年だった。


妻と予定していた
バケーション旅行が、大雪でキャンセル。
出発の日が、歴史的な大雪の日なんて
運がいいのか悪いのかよくわからない。
翌々日の飛行機を代わりに手配したが、
それも間際で欠航決定を知らされる。
結局あきらめてふて寝して正月を迎えることにした。


ふて寝しようとしてもそう簡単にさせてくれない2010年。
昨日は、昨日で、メールを開けたら、
受信、送信、迷惑メールの過去の記録がすべて消去されていたのだ。

10年以上使用してきているHotmailだが、
メモリーがオーバーロードして破裂したのだろうか?
(そんなはずはないのだが。。)
アドレス帳だけは残っていたので安心したが、
『Welcome Hotmail!』というメールだけが入っていた
受信トレイを見て、かなり狼狽してしまった。
私の今までの交信記録は言わば、私の生きた証。
私の生きた証がないなんて。


















おいらはもうすっからかんだよ。。。

















(また、読んでくださってる方に無駄にスクロールさせてしまったね。
うん、好きなんだよ、この無駄な空白。)




しかしながらこれは、心身ともにリセットし、
一から出直せというHotmailからのメッセージなのかもしれない、
と思い直し、まずは、心機一転、ハッキングの事も気になるので、
ログインパスワードを変更してみた。
また一から他人との交信記憶を蓄積していこうっと。




そんな感じで今年も終わりだ。


今年もこの作文におつきあいくださった皆様に感謝いたします。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!というか日本はすでに
あけましておめでとうございます!!でしたね。

Somi @The Apollo Theater March 19. 2022

 3月19日(土)にSomiのアルバムリリースショーが the Apollo Theaterで行われました。 なにしろ、スペシャルゲストに憧れの ダイアンリーヴスが歌うと前々から知らされていて、 この日の演奏に備えて、とにかくCovidにはかからないようにとか、 ロシアから核爆弾...