2011年1月15日土曜日

Perfumeを初めて聞いた翌日に思ったことを少々。

日本人の中でかなりな少数派ではあると思うが、
外国語の歌を専門に歌いたい人がいる。


オペラを歌いたい。
シャンソンを歌いたい。
サルサを歌いたい。
ジャズを歌いたい。


イタリア語やらフランス語やら
スペイン語やら英語を勉強したりする。
もっと勉強したくなって、現地に住み始めたりもする。


そこまではいいと思うのだが、
日本人なのに、外国語の歌しか歌わないというのは
いかがなものか、と思うのだ。



だいたいプッチーニは彼の周りにいたイタリア語を母国語にする歌手に
歌ってもらうことを想定してオペラを書いたのだろうし、
コールポーターも彼の周りにいた英語を母国語にする歌手に
歌ってもらうことを想定してミュージカルを書いたのだと思う。
決して、学校の義務教育で英語を学ばされた日本人歌手に
歌ってもらうために書いたとは到底思えない。



その歌手が母国語の歌詞で歌う時が
一番、聞く人の心をつかむ、というのは基本だと思う。


歌唱力がある人が歌えば、何語で歌ってもいい、等というのは嘘だろう。
母国語で歌うからこそ、歌詞の言霊が、
母国人を感動させ、ついには国境を越えてその言語を理解しない人の
心まで揺さぶるのではなかろうか。
言葉というものは、その国の歴史文化が刻み込まれた暗号であろうし、
そう簡単に、外国人が、その国の言語を理解して歌に出来るものでもないと思うのだ。



サラヴォーンは、そのキャリアのほとんどを、
母国語である英語で歌っているからいいのだ。

サラヴォーンが日本語でしか歌わない歌手でいいはずがない。

ユッスーンドゥールは、母国語であるフランス語や
彼の出身民族の言語で歌うからいいのだ。

ユッスーが日本語でしか歌わない歌手だったらもはや滑稽ではないか。


こんな事を思ったのは、
昨日、知り合いの方から、
先月に放送された『NHK紅白歌合戦』の録画DVDを
ありがたくも借りて見る機会を頂いたからなのだ。


およそ10年ぶりにこの番組を見て、
日本語で歌い上げる、アンジェラアキに、
『トイレの神様』に、天童よしみに、徳永英明に
コブクロに、五木ひろしに、北島三郎に、氷川きよしに、
ストレートに心を揺すぶられてしまった。
(Perfumeも初めて聞いたが、ちょっと好きかも。)
日本人歌手による日本語で歌われた歌に感動する私、日本人。
それはそうだろうという、自明の理を再確認した感じであった。



ただ、日本人の中で、これも相当な少数派だと思うが、
日本人歌手が外国語で歌っているのを聞くのが好きだという方もいるので、
これで、外国語を専門に歌う日本人歌手も
食べていける余地はあるにしても、
かたや、母国語で歌う歌手の祭典が、
テレビで視聴率40パーセント以上も稼ぐ一方、
外国語を専門に歌う日本人歌手のライヴはどこか
小さいスペースに限られてしまうことが多いのは、
当然といえば当然の事象であると思ってしまうのだが。

13 件のコメント:

  1. はろはろ、しげぞうでございます。

    パフュームを初めて聞いた時、
    YMOを思い出しました。
    日本語の歌もええよね。
    矢野顕子さんとかも好きですよ。

    ええね(^0^)

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  2. PerfumeはてっきりAKB48みたいなのかと
    思っていたので、テクノサウンドを聞いて
    ちょっと虚をつかれた感じがしました。

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  3. あらー、耳が痛いわ〜。

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  4. 日本は、英語の歌詞を歌うゴダイゴや、
    アメリカ人のジェロがヒットする土壌がある、
    というのも面白いとは思うのですが。

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  5. どうやったらさっくすをにほんごでふけるのか、かかんがえちゅうです。ふげ~~。

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  6. てろにあす2011年1月17日 0:51

    Perfumeのことならお任せください。
    以前お渡ししたブツ覚えておられますか。
    あのcapsuleの中田ヤスタカ氏が楽曲(詞も)を提供しています。

    ツアー楽しみです。どこかに行きたいと目下調整中です。

    ※例のブツ送るの忘れていました。ゴルフの…(汗)

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  7. >mamikoさん
    色々考えてしまうもので。。

    >ずんぼさん
    考えますよね。。

    >てろにあすさん
    そうだったんですよね。てろにあすさんが送ってくださった中田さんのインタビュー記事を読みかえしていたところでした。

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  8. 「パヒューンに萌えた!」と素直に言えばよかったのに。

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  9. 確かに彼女達の視覚的なイメージに、
    私の感情を司る神経に
    何かしらの刺激がもたれされたのは
    認めますが。この感情が果たして
    『萌えた』という言葉に
    すべて集約できるかというと、
    いまだ半信半疑であるということは
    強調しておきたい所存であります。

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  10. 帰国した時に、
    彼女達のCDを買ってしまいそうな予感が。

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  11. ぼくなら、ショートカットの子がタイプですが、
    百々さんは「あとの二人」の方が好きなはず。

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  12. 今は実は、楽しんごの方が気になっています。

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