2015年10月13日火曜日

引越した。

というわけで、引越したのだ。

長年Bronxに住んだ後、2009年3月に
New Jersey州Fort Lee市に引越しした時の
あの心のときめきや興奮は、今回の引越しに関しては
まるでなかった。

新しい場所が、前の場所からほんの30メートル離れた所に
あるという新鮮味のなさもあろう。

なにしろ、住んでいた所の大家が、物件差し押さえになり、
急遽、追い払われるという事態を受け止めるのに精一杯であった。

退去命令が出たのが、1ヶ月前。
ネットで、物件探し。何件かあたって、結局、
ものすごく近い所に、空きが出て、そこをすぐさま押さえた。
先月、私は、出張している事も多く、
妻にかなりの部分を頼った次第で、
実際に新しい物件を自分が見たのは、
引越しの3日前だった。

(新宅、旧宅に比べて多少スペースも大きくなったのだが、
その反面、家賃もだいぶ高くなる。 この部分も
今回の引越しに、あまりときめきがない大きな一因であろうか。)


引越し先が30メートル先という距離感に、
自分達で、引越しできるのでは、
それこそ、歩いて、物を運べるのではないかと思って、
実際、やってみた。
(ピアノ運びは、さすがに業者にお願いしたのだが。)


  新しい物件は、正式の入居日10月1日の4日前に鍵をもらえたので、
9月28日から9月30日の3日に分けて、引越しをした。
 9月30日は、しかし、友人の石崎忍君にお越し願い、
お手伝いをいただいた。

 自分のスマホに、万歩計アプリが入っているのだが、
それによれば9月30日は、なんと10Kmも歩いていた 。
しかも、重い物を持ち上げたり、階段を上り下りする等で、
実に肉体的にハードな作業であった。

(何枚、汗だくになったTシャツを交換した事だろうか!)
(石崎君ありがとう!!)

空になった旧宅を見て、感傷にふける余裕もあまりなかったのだが、
振り返るに、実にドラマの多い、住居であったことには違いない。
さくらの誕生をはじめ、私の人生の転機を体験した場所であったように思う。
 新宅は、果たしてどういう事を体験する場所になるのであろうか。

等と考えている暇はなかった。

疲労困憊して、少しでも睡眠が欲しかったのに関わらず、
10月1日の早朝5時に、さくらが、激しく泣いた。
前日、気温が急激に下がったのも影響してか、
彼女は高熱を出した。
鼻水に咳もひどかった。
病院に行き診察してもらう。
熱ウイルス、まぁ、季節の変わり目に体調を崩す、
よくあるものだった。
これまで、ほとんど熱を出したことのなかった彼女だが、
引越しした翌朝というこのタイミングで、熱を出す事に、
こちらもまいってしまった。

午後は、多少元気になったかに思えたさくらだったが、
夜になると、また咳が出て来た。
この日の夜は大雨が降った。

10月2日の早朝3時。

さくらの咳で、起こされた。
と、同時に、ポタポタという音が隣の部屋から聞こえてきた。
見に行けば、雨漏りしていたのだ。
7カ所くらいから水がこぼれ落ちて来ていた。

コホンコホン(さくら)
ポタポタ(雨漏り)
コホンコホン
ポタポタ。

なんという試練を神は私に与えてくださるのかと、
天を仰いだが、その前に、バケツを用意しなくてはいけなかった。
この家に住むには、いったい何個バケツが必要なのだ??

新しい大家に連絡するは、屋根の修理屋を呼ぶは、
一方で普段の仕事はあるは、
そんなこんなで、未だに、
新宅、ほとんど片付いていない状況。

引越し、簡単ではない事だけは、確かだ。

4 件のコメント:

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  2. 大家さんが物件差し押さえ!しかも猶予一ヶ月...
    自力での運び、雨漏り...
    びっくりです。私の身に起きたらと思っただけで....

    こちらでも建築法に違反しているマンションが今 問題に...
    悪事は暴かれ住人の皆さんは困惑ですよ...

    場所は違えど身勝手ですよね...

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  3. 住む所があるだけで、とりあえず幸せです。。。

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