2013年3月21日木曜日

ナイジェリアツアー その5

帰国日。
Port Harcourt-Lagos-Atlanta-NJ

朝7時に、何時の飛行機に乗るのか
連絡すると言われていたが、
朝7時くらいに、腹の痛みで起きてしまった。
何が原因かよくわからないが、
激しくくだしてしまった。

8時30分を過ぎて、まだ
何も連絡が来ず、聞いてみようと
ホテルの据え置き電話に手を伸ばしたが、
電話は故障していた。

仕方なく、腹も調子悪いので寝た。

結局、10時30分くらいに
扉ノックで起こされた。
11時に出発、午後1時の飛行機に乗ると言われた。
再びトイレに籠った後、
色々と惨事が起きないよう、祈りながら、
チェックアウトした。

今回のツアー、SOMIは、かなりの部分を
自分でマネージングしていて、
あきらかに手が回っていない感じがありありで、
だいぶいらだっていたのが伝わってきたのだが、
極めつけは、バンドメンバーに渡すギャラを
この日空港への移動中の車内で、
ナイジェリアの通貨(ナイラ)を必死に数えていたことだ。
しかもその最中に、空港の両替係の知り合いに電話で
何度も、対ドルの値段を確認したり、
ドルはちゃんと準備されているのか
念には念をおしていた。
 厄介なのは、ナイラは、0の数が多く、
最終的にミリオン単位で数えないといけなくなっていた。

SOMIと今回のツアーの同行撮影係をした女性は、
仕事が残っていて、Port Harcourtに居残りで
バンドメンバーとお別れであった。
彼女達は、空港に入ることができない。
よってバンドメンバーが、結局、
ナイラの札束を持って空港で両替しなくては
いけなかったのだ。

さて、なんとなく予想されていたのだが、
SOMIの数えた額より、両替係が数えた額が
少なかった。

SOMIに連絡するも、
SOMIはSOMIで
そんなはずはない!
両替係は両替係で、
そんなはずはない!
の言い合いになった。
が、目の前で、3度も数えた両替係の方に
明らかに歩があった。

ナイジェリアの地方都市の空港ロビーで
替えてもらった米ドルをこっそりと
山分けするバンドメンバーの図。
何か悪い取引をしている人達の図である。

Lagosに着いて、すぐさま、
Atlanta行きの飛行機のチェックインをする。
前回、ナイジェリアに来た時に、
このチェックインが非常に辛かったのを思い出していた。
長い行列。預けて荷物、持ち込み手荷物すべて
開けられ、逐一チェックされる。
所持金を聞かれる。賄賂を要求してくる係員がいる等。
搭乗機待ち合いロビーに神経衰弱して
到着したのを覚えている。

ただ今回、こういうサービスがあるのかよく
事情はわかっていないのだが、
SOMIが、空港職員に内通している人を
我々一行に同伴させてくれて、
彼の権限で、一般の行列とは違う窓口から
チェックインをさせてもらい、
もちろん、手荷物検査諸々すべて行われたのだが、
ものの30分ほどで搭乗待ち合いロビーに到着した。
彼に、チップを$20くらい渡すように
SOMIから言われていたが、
$20でこのサービスが受けれるなら、
お金は使う時には使うべきだと実感した。


搭乗時間5分前くらいになり、
これで家に帰れると思った時、
『燃料補給で、プエルトリコに
立ち寄る可能性がありますので
ご了承願います。』という
アナウンスが入った。
『その際は、Atlanta到着に遅れが出ます。
乗り換え便に間に合わなくなる可能性もございます。
その際は、こちらで代わりの便の手配すべていたします。』
なかなか家に帰してもらえないと思ったものだった。
(何故、Lagosで燃料満タンにしていかないのだろう?
しかしながら、幸いにもプエルトリコに立ち寄ることなく、
直接Atlantaに到着した。)


移動中、ナイジェリアの公衆トイレ事情の
劣悪さを知る私としては、どうしても
行くわけにはいかず、我慢していたのだ。
飛行機に乗れば救われると思っていた。
搭乗後、その救いを5、6度得た。
久しぶりに私のお腹は完全に壊れてしまったようだった。

そういう中で、
『Dark Knight Rises』を見てそのあまりの重厚さに堪能し
『The Campaign』を見てそのあまりの下品さに笑い、
『Lincoln』は英語が難しすぎて寝てしまった。


Atlantaに到着した時に、
何とも言えない喜びがあった。
まだ家に帰ったわけではないのに、
安堵感があった。

New JerseyのNewark空港に到着した際も
雪が積もって寒かったにも拘らず、
私の心は、暖かかった。

家に到着した際も、
さくらは、最初の30分ほど、
私の顔を見て、硬直し、怖がって
『ママ!』
 と抱きついてしまい、
私が触ろうとするといやいやをした。
1週間も会わないと、忘れられてしまうものなのかと
少し寂しくもなったのだが、
それでも、我が家ほどよいものはないと
思ったものだった。
そんな事を思わせてくれた ナイジェリア。
凄い国だ。


(帰宅後は、お腹も徐々に回復している。)

2 件のコメント:

  1. ww....
    すごいツアー移動...
    読み進めながら 現場を想像&自分に置き換えてみた...

    ぜっ、ぜっ絶対イヤだーーーーー!!!
    っと私の心の声が聞こえたでしょ、dodoさん(笑)

    海外遠征ツアーって大変ですね~
    ご苦労様ですぅ~

    あっ、本日 10キロラン!!!目標であった1hきって走れました yeah!!!

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  2. 素晴らしい!
    くれぐれも転ばないように。

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