2014年2月10日月曜日

佐村河内さん騒動に関しての感想。

音楽家というものは、
実体のない音楽に、何か、
価値を見いだしてくださる
奇特な方のご好意にすがって
食い口をつないでいるにすぎない。
音楽業なんて、所詮、虚業。

という前提で、今回の、
佐村河内さんの一連のニュースを見ると、

(因みに、私は、このニュースを聞くまで、この方の存在ならびに
新垣隆さんの事をまるで知りませんでした。)

耳が聞こえないというところを(もしかすると)偽ってる事が、
年齢詐称や、顔の整形等に比べてあくどいかどうかの問題にしか
すぎないような気もするし、
聾唖を偽って障害者年金を受給していたりしたらまぁ、犯罪なのだけれども、
佐村河内さんの音楽を聞いて、別に何十万人が殺されたわけではない。

楽器もさして弾けず、譜面も書けなくても、
新垣隆さんという優秀なスタッフを従えて、
批評家やメディアを巻き込み、
何十万もの人を魅了した佐村河内さんという方に
まさに音楽業という虚業の醍醐味を見せつけられた思いこそあれ、
とりたてて、彼を非難する気持ちは起きない。

楽器がまぁ弾けて(一応、演奏のギャラで、この18年間近く生活してきた。)
譜面もまぁ書ける(一応、ビッグバンドやストリングスのアレンジ等やった事がある。)
のに、何十万人もの人から、自分のCDや本を購入していただいた経験のない
私からすると、むしろ、憧れの気持ちさえ起きてしまう。

2月8日に42歳になった、新垣さんとほぼ同世代の私。
一曲35万で何か曲を書いてほしいと誰かに言われたら、
喜んで引き受けるが、そういう依頼は今のところない。
この18年もの間、そういう依頼を受けて、数々の作品を
書いてこられた、新垣さんの才能に、私は激しく嫉妬する。

4 件のコメント:

  1. ぼくもほとんど、同意見なんですが、ただあのNHKスペシャルを観ると 障害を持った子供や震災孤児との触れ合いのシーンなんてよくも この子ら騙せるなとムカムカはしてきます。

    返信削除
  2. この騒動、何が本当で何が本当でないのか、
    よくわからなくなる感じが凄いですね。

    返信削除
  3. はろはろ、しげぞうでございます。

    この方がどんな風に音楽に関わっているのか
    判りませんが色々な方に正々堂々と胸を
    はっていられるなら・・・って感じです。

    ゴーストライターなんて驚く事でも無いしね。

    最近、思うのは、メディアの報道の仕方次第でって思う。

    返信削除
  4. 最近、この方関連のニュースを聞かなくなりましたが、
    こういう騒動があっても人は忘れるのも早いですし。

    返信削除