2018年7月11日水曜日

Calloway's Salon

Calloway's Salon

7月8日(日)Joe's Pubで、William Dixon Popp という俳優さんのCalloway's Salonという
ショーに音楽監督、ピアニスト、そして、人生初の俳優デビューを果たした(笑)。

Sleep No Moreに出演しているWilliamが創作したこのCallowayというショーは、
今まで、Sleep No Moreの会場や、Brooklynの小劇場で何度か公演されてきて、
僕も以前、一度だけ、音楽担当をした事があったのだが、
今回、Joe's Pubという、個人的に思い入れの強い会場でこのショーの
音楽監督とピアノを任される事になって、僕自身、かなり楽しみにしていた。

ショーの内容は、お世辞にも決して上品な内容満載のお笑いショーなのだが、
今回のテーマは、Callowayが、どのような生い立ちを経て、今に至るかを
歌や踊りを交えて紹介するといった内容であった。

最初のリハーサルで脚本を渡された時に、
なんと自分にも役が与えられていて少し驚きつつも興奮した自分がいた。
TAIZOという普段はジャズピアニストをしている日本ヤクザの役だ。
Callowayと半ページほどの会話のやりとりがあるのだが、
ツボは、今回共演した女優さんが話すのを、自分はスイッチの入ってない
マイクの前で、口パクと身振りだけでやりとりをする内容であった。
一応サングラスに帽子をかぶりダークスーツに
身をまとって怖い感じの容貌にして声は女性、という所で
笑いをとる構成。

会場満席の本番、自分もそれなりに笑いがとれていたから
成功したのではないかと思っているが、
内心かなりドキドキしていた。こういう緊張感は久しぶりだったかもしれない。

先ほど、Joe's Pubには、個人的な思い入れが強いと書いたが、
Somiとの初めて共演したのもこの会場だったし、
初めて、芝居の音楽監督をしたのもこの会場であった。
(Imani Uzuriのミュージカル”GIRL Shakes Loose Her Skin")
そして今回、この会場で、音楽監督、ピアノ担当のみならず、
人生初の俳優として舞台を踏んだ(笑)。

さらに、この日、妻と6歳の娘が見にきてくれたのだ。
ショーの開始時間は9:30pmと子供には遅い時間だし、
ショーの内容も、子供には見せられない内容がたくさんあるし、
どんなものか不安もあったが、実際ショーがはじまると
娘は、最後までゲラゲラ笑っていたと妻から聞かせられ、
安堵とともに、暖かい気持ちにさせられた。
(オムツを履いた俳優さん、女性の胸の模型をまとったCallowayとか
小道具もふんだんに登場したので、内容はわからなくても、
多分6歳的には最高に面白かったのかもしれない。)

Joe's Pubは、自分にとってますます思い入れの強い場所になった。
またこのショーをやりたいかと言われると、やりたい自分がいる。

Joe's Pubにて

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