2013年12月10日火曜日

Bayelsa, Nigeria その1 イエローカード詐欺

12月7日(土)に行われた
Bayelsa Jazz Festivalに
Somiバンドの一員で演奏。

NYからParis経由でPort Harcourtへ。
そこから車でBayelsaという街へ。
なんだかんだ自宅から25時間くらいかけて
到着した事になる。

Port Harcourt空港は
現在立て直し中で、
ほったて小屋みたいな所が入国審査室であった。
預け荷物の受け取り場所には、
ベルトコンベアーはなく、
飛行機からトラックに積み込まれたスーツケースが、
人力で運び込まれてきた。

パスポート審査を終えた後、
カウンター越しに係員から、
『Yellow Card、please!』
と話しかけられた。

国によって、入国の際、
黄熱病のワクチン接種歴を証明する
イエローカードの提示が義務づけられている。
ナイジェリア国は、私、今回で
3度目の訪問なのだが、
いままで、提示を求められたことはなかった。

私は、今回、幸いにも、イエローカードを所持していた。
それを見せ、問題なしとされ、私は、預け荷物受け取り場に向かった。

ところが、今回バンドメンバーのうち、
2人がイエローカードを持って来ていなかった。
彼らは、係員にそれぞれ60ドルを払って
イエローカードを手渡された。

その時、 2日前に前乗りして現地入りしていたSomiが、
空港まで我々を迎えにきた。
すぐさま、今、かくかくしかじかで、
イエローカードをもらったんだ、という話になった。
Somiは、
『私が入国した時には、そんな話はなかった。
だいたい、イエローカード提示義務はないはずだし、
 いったい誰に支払ったの?』

『いや、だからあの人に、、、』

と振り返ったカウンターに
人影がなかった。

だいたい、イエローカードというのは、
政府に指定された医療関係者からしか
もらえないのだ。

案の定、もらったイエローカードの
紙質は、自分の持っているものにくらべて
劣悪なものであったし、そもそも、
黄熱病ワクチンを接種していないのに関わらず、
適当な日付が入ったスタンプがおされてある有様。

冷静に考えれば、おかしいことだらけなのに、
あまりに突然、事が進んだばかりに、
あたかも、イエローカードがないと
入国拒否されるかという恐怖感を利用した
立派な詐欺だったらしい。
見事としかいいようがないのだが。

Bayelsa, Nigeria

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